- サブプライム問題とは何か アメリカ帝国の終焉 (宝島社新書 254) (宝島社新書 254)
- 発売元: 宝島社
- 価格: ¥ 735
- 発売日: 2007/11/09
★★★★☆
「サブプライム問題」
わかったようなわからないような、アレな感じですませている人が多いのではないか。本書は素人にもわかりやすいように、というコンセプトで書かれているため、問題の基本的な骨格が掴めるよう大きな流れを重視している。実際、読んでみてわかりやすかった。
ということで、サブプライムローン問題の流れをザックリ書くと、以下のような感じだ。
・NINJA(No Income No Job and Asset:仕事・収入・資産がない人)な人たち向けの住宅ローン=サブプライムローン
・サブプライムローンの支払いを証券化したCDO(Collateralized Debt Obligation:資産担保化証券)という非常に危なっかしい商品が、なぜかトリプルAの格付けをゲットしまくり
・銀行がこの危ない商品を、企業への融資に華麗に紛れこませる
・これを見抜いたえらい人が「あれマジヤバい」と発言
・みんな爆売り。抱え込んでいた銀行が天文学的に強烈なダメージを食らう
→ドカーン\(^o^)/
適当なので、情報の三次ご利用の際にはきちんと本を読んで確認しましょう。
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