以前、MacJournal4:全画面表示モードがすばらしいというエントリーで、こんなことを書いた。
全画面表示の可能性
この「余分なものを排除する」ことによる効率向上の余地は、文書作成の他にもあるのではないだろうか。例えばプレゼンの資料を作成するときかもしれないし、映像を編集するときかもしれない。色々あるだろう。これらの作業を行うアプリも、他のアプリケーションを排除した「単一アプリモード」を持つことで、生産性が上がるのではないだろうか。
これが、Think+PresentYourAppsという組み合わせで実現できたっぽい。
Think
上のエントリーのコメントで、Thinkというアプリを紹介していただいた。
→Freeverse: Apps: Think
これは、複数のアプリが起動中でも、アクティブなアプリ以外を隠してしまう。
つまり、「単一アプリモード」を実現することによって、行っている作業に集中できるようにするツールである。
詳しくは、Macテクノロジー研究所さんで紹介されている。
→デスクトップユーティリティー「Think」を使ってみた
試してみたところ、確かに良い感じだ。 しかし惜しいことに、MacJournalの全画面表示には以下の点で劣ると感じた。
- Dockが表示されている
- メニューバーが表示されている
1.は「Opt+Cmd+D」でDockの表示/非表示を切り替えてもいいのだが、2.はどうしようもない。 やはりメニューバーまで消し去ってしまう、MacJournalの全画面表示の潔さには及ばない。
PresentYourApps
と思っていたら、wakabaさんがPresentYourAppsというアプリを紹介されていた。
→わかばマークのMacの備忘録 : PresentYourApps
これは、メニューバーやDockの表示の仕方を、アプリ毎に設定をすることができるものだ。 私が注目したのは、メニューバーを隠せること(Hide Menu Bar)。 この設定をすると、通常はメニューバーが隠れていて、カーソルを画面の上端に持っていったときにだけと、メニューバーが現れるようになる。 wakabaさんが画像つきで説明されているので、そちらを参照されたい。
ということは、PresentYourAppsでメニューバーとDockを隠す(Hide Menu Bar and Dock)ように指定すれば・・・
メニューもDockも見えなくなった!(マウスオーバーで現れます)
ということで、いろんなもののメニューバーとDockを隠してやることにした。
ちなみにこの「メニューバーを隠す」機能は、OSに装備されているらしい。興味のある方はどうぞ。
→TN2062 - Guide to Creating Kiosks on Mac OS X
まとめ
- ThinkとPresentYourAppsを組み合わせることで、「どんなアプリでもMacJournalっぽく全画面表示」が実現できた
- 集中して作業をしたいときには重宝する予感