読書メモ:偶然からモノを見つけだす能力—「セレンディピティ」の活かし方

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★★★☆☆

セレンディピティという言葉になじみがない人は、本書でどういう概念かが語源から把握できる。知っている人には、著者のセレンディピティを生み出したいときに用いる一連の手続き(決まっているわけではない)などが紹介されているので、そのあたりが参考になると思う。

 その手続き(流れは)以下のようなもの。

感動→観察→記録→ネーミング→課題の認識→連想→情報交換→ファイリング→行動範囲の拡大→仮説→検証→発見→創造

 ある課題を頭の中にインプットし、他のものを眺めている時にもひっかかるようにしておくことで、結びつけの確率を高めるということかと理解した。軽く読める本。

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