カルガリー大の心理学者ブレンダ・キーさんらの研究では、同じストレスを与えても、くよくよする人は血圧、心拍数が正常に戻るのに時間がかかる。ストレスホルモンのコルチゾールが多く分泌され、免疫システムも阻害される。
まず、「くよくよする人」の定義から詳しく話を聞きたい。 まさか自己申告ではあるまい。 とすると、何らかの客観的な指標に従って、 「くよくよする人」と「くよくよしない人」の判別をしているのだろう。
それでは、「くよくよする人」の判別にはどんな指標が有効だろうか。 私が提唱する指標は以下の通りである (この時点では何も考えていないことに注意)。
割りばし法:
割りばしを割るときに、まっすぐ割れずに斜めに割れてしまい、
被験者に「しくじった感」が生じた際、気を取り直してご飯に集中し始めるまでにかかる時間(秒数/分数)。
欠点として、ご飯に集中しているかしていないかは主観的であり、
計測が困難であることから正確な指標とはなりがたいとの指摘がある。
爪切り法:
爪切り(足の爪が望ましい)が望む形に切れなかった際に、
どれぐらいの期間くよくよと思い悩むかを測定して得られる指標(日数)。
欠点として以下略
指標は置いといて、読み進めよう。
男性については、思い悩む人は早く死ぬという報告もある。パデュー大のダニエル・モロクゼックさんらが、40−90歳の男性1600人を対象に、くよくよする人とそうでない人に分け、17年間追跡調査したところ、くよくよする人の生存率は5割だった。そうでない人は75−85%。
悩むとハ○るどころか早く死ぬ!衝撃の調査結果! ここでもくよくよする人(以下「くよラー」あるいは「くよリスト」と表記(どっちでもいい))の定義が気にかかるが、 なんだか圧倒的にくよくよすることに弊害があることは明らかであるようだ。
専門家らは「くよくよしなければよい」といい、よい友達をみつける▽黙想、祈りの習慣をつける▽「考える時間」をあらかじめ決め、それ以外の時間は思い悩まない−などの方法を示している。
「くよくよしなければいい」
全国1500万のくよラーにとって、なんと残酷な言葉であることか。
できるならとっくにやっとるっちゅー話でしょう。
くよリストにとってくよくよすることをやめるということは、
それまでの生き方と決別するに等しい人生の一大転換を意味する。
それを黙想とか祈りとか、考える時間をあらかじめ決めるぐらいでどうにかできると思って欲しくない。
ということで、全国1億5000万のくよリストたちは、いまこそ立ち上がれ! 慣れ親しんだくよくよとの決別を!
(えー?どうしよう・・・くよくよ)