今日はegbridge Universalの使い方について書いてみる。
egbridgeが最近バージョンアップし、egbridge Universalとなった(バージョン番号は16)。 今回のバージョンアップでの変更点は、Universalの名の通りUniversal codeとなったことが一つだが、 Intel Macを使っていない私にはハッキリ言って意味なし。 むしろ、ユニバーサルホイールとかユニバーサルパレットとか新機能が追加されたことが大きい。
何が大きいのかというと、このユニバーサルパレットにより、 egbridge UniversalはImput Methodだけでなく、ブログ時代にマッチしたHTML編集ツールとして大活躍! の可能性が出てきたということなのである。
さて、このユニバーサルパレットがどんなものかは、以下の説明を参照されたい。
まさに万能 "ユニバーサルパレット"
egbridge Universal 製品情報1(QuickTimeデモ)
egbridge Universal 製品情報2(Quick Timeデモ)
つまり、パレット上のボタンを押すだけで、手でやるのがめんどくさいテキスト整形も一発でお手軽にできてしまう、というものだ。
さてこのユニバーサルパレットには「ブログパレット」というものがある(画像)。 これは、タグで囲みたい文字列を選択しておいて、パレット上のボタン、例えば「太字」、を押すと、 <strong>その文字列がタグで囲まれる</strong>、というものだ。 うむ、なんか便利そう。
このブログパレット、その真価を発揮するのはブログで記事を書くときである。 そういう風に作ったのだろうから当たり前だが。 今までは、テキストのタグ整形は、主にHTML編集ソフトや一部のエディターが担っていた。 しかしブログ全盛の今日この頃、日々の更新は、テキストエディタ上でのHTML直打ち、 あるいはブログシステムのエントリー編集画面上(要はブラウザのテキストエリア内)での テキスト直打ち、というケースが増えている。 そしてこれらの条件こそ、ブログパレットが便利さ大爆発なシチュエーションっぽいわけだ。
私の場合、単語辞書に「p」で「</p><p>」とか、「s」で「<strong>」とか、 「あ」で「<a href=&qt;&qt; target=&qt;_top&qt;>」とか登録している。 単純な整形ならば、これだけでもエディタ上でもHTML整形効率は大きく向上する。 しかしリストを作りたいときは、ulタグやolタグを使ったりすると、<li>とかたくさん書かないといけないし、 tableタグともなると<tr>とか<td>とかチマチマ打つのは正直かったるい、 そんなときに便利なのが、このブログパレットなのだ。
例えば表を作りたいとき。データをtab区切りと改行区切りで下のように書いておく。 (ここでは都合上スペース区切り)
あああ いいい
ええ おおお
うひょ ほげ
ここでおもむろにこの範囲のテキストを選択し、ブログパレットの「テーブル」ボタンをクリックする! すると変換一発来たね。コレ。
<table>
<tr>
<td>あああ</td>
<td>いいい</td>
</tr>
<tr>
<td>ええ</td>
<td>おおお</td>
</tr>
<tr>
<td>うひょ</td>
<td>ほげ</td>
</tr>
</table>
もう超ステキ。
まとめ
- egbridge Universalのブログパレットはテキストのタグ整形に便利
- タグ整形の機能をImput Methodに持たせると、ブラウザ上でもエディタ上と変わらぬ速度でタグ整形可能
- ブログ全盛の現代はブラウザ上で書き込みをしている人も多いだろうから、このやり方と相性がよろしかろう
しかしデフォルトで提供されているブログパレットの動作は、<li>タグが閉じられなかったりと、 ちょっと気にくわない部分もあるし、 どうせなら自分がよく使う機能を追加したい。
ということで次回のサザエさんは、このブログパレットのカスタマイズ方法を探ってみる!
んがふふ。