本で読んだ話なので真偽の程は確かではありませんが。
昔缶コーヒーはポッカがかなり独占的状態だった。 そこに品質もデザインも特に遜色ないBOSSを出した。 そんなに差はないはずなのになぜか売れない。 BOSS陣営はいくら考えてもわからないのだが、ふと両者の缶を見比べてみると、 ポッカにはおじさんの顔がついていて、BOSSにはなかった。
これだと。
そしてBOSS陣営も缶にボカし入りまくったおじさんの顔を採用し、 売り上げを伸ばしたのでしためでたしめでたしっていうか何でおじさんの顔が描いてあるとコーヒーが売れるのよ? ということで考えてみましょう。
1.刷り込み
おじさんの顔がない缶コーヒーなんて缶コーヒーじゃないわい!
というように、社会において最も出現頻度の高い「おじさんの顔」
と缶コーヒーとを関連付けることで、
おじさんの顔を見るたびに「なんかコーヒー飲みてーなー」
と思わせると言うポッカの深遠な戦略の成果ここに結実。
2.視覚効果
おじさんの顔に似たパターンの模様を見ると、脳にある種の神経伝達物質が分泌され、
それがカフェインのレセプターを刺激することが実験により確認されている。
従っておじさんの顔を缶コーヒーのデザインに取り入れることは理にかなっている。(注:ウソ)
3.たまたま
当時を振り返ってみると、おじさんの顔ブームだった。
高倉健、松平健、里見浩太朗。どこを見てもおじさんの顔があふれていた。
っていうか今も溢れまくってるし、その意味ではあらゆる製品のデザインに
おじさんの顔を取り入れることで、ヒット商品化間違いなし!
女性用下着とかは売れなくなるので気をつけろ!
じゃあそういうことで、皆さんいいクリスマスを!