ペンギンは、陸上ではそのヨタヨタした、
ユーモラスな歩き方で私たちの心を和ませてくれる。
しかしそれは、我々を油断させるための彼らの演技である。
ペンギンは、水に入ると全く違った動きを見せる。
その流線型のフォルムは、水の中での抵抗を減らすことを
主眼において設計されているため、
すごい速さで泳ぐことができるのだ！
ということで、どれぐらいの速さで泳げるのか気になったので、
Googleさんに聞いてみた。
のだが、Googleさん、答えがはっきりしない。
ちょっと並べてみよう。
渡部）
ペンギンは泳ぎがとっても得意なんですよ。
時速６〜７キロの速さで泳ぐことができるんですよ。
時速６〜７キロ...あんまり速くなくね？
ちなみに、他に気になったセリフ。
渡部）
ペンギンは空は飛べません。
餌となる生き物が海の中だから
空を飛ぶ必要がないのかもしれませんね。
必要の問題なのだろうか。
私の母校のニワトリは空を飛んでましたが、
それは木の上で寝るためでした。
餌が空にいなくても、飛んでもいいじゃないですか！
ペンギンは水中のジェット機とも呼ばれ、
時速約３０ｋｍで泳ぐと言われています。
私は明日から、折りにつけペンギンのことを
「水中のジェット機」と呼んでいきたいと思います。
「この前水族館行ってさ、見たよ。水中のジェット機。
超かわいいよね。水中のジェット機。」
周りの人のポカーン感が楽しみです。
ちなみに時速30kmとは、100mを12秒で泳ぎきります。
おーはえー。さすが水中のジェット機！
あ、ジェット機にしては遅いですよね。
スイマセン言いすぎました。
ペンギンの羽の骨は肩の下からまっすぐに伸びているため、
水中で強力な推進力を得て、
蜘蛛の巣のような形の足と尾で舵を取り、
時速20キロで泳ぐことが出来る。
私には、ペンギンの足や尾が、全くクモの巣のように見えません。
見る目ないでしょうか。
それにしても、今日は驚くことばかりです。
私が知っているペンギンは、実はペンギンじゃなかったのでしょうか。
私は今まで、一体ペンギンの何を見てきたというのでしょうか。
自信喪失です。
ペンギンの泳ぐ速度は時速何キロだと思いますか？
なんと、10ｋｍ！イアンソープ選手よりも早いそうです。
そろそろ、わけがわからなくなってきました。
上は30km/h、下は6〜7km/h。
一体、どれを信じればいいというのでしょうか。
ちなみに10km/hは、100mを36秒。
確かにソープもメじゃない感じではあります。
こういう体の形のおかげで、時速30kmで泳ぎ、
すばやく向きを変え、エサをつかまえることができるんだ。
同じページの絵では「水中のスピード 5〜10km/h」とありますがなぜでしょう。
同じ文書の中でも記述が違うとは、もう私を惑わせようとする陰謀としか思えません。
ということで、ペンギンには深入りしない方が身のためだ、
ということがよくわかりました。
ちなみに、水中のジェット機。
ここだけ覚えておきましょう。テストに出ます。
ペンギン恐るべしですね。
ちなみに英語ではpenguin。ぺんぐぃん。