最近耳にした衝撃的な言葉について考えたいと思います。
「オレこの前ドッペル見ちゃってさー」
ドッペル見ちゃって。一体何のことなんでしょうそれは。
幼稚園で習うように、ドッペルと言えばドイツ語でdoubleの意味ですので、 何かをダブルで目撃したということに相違ありません。 そこで問題となるのは、一体何を目撃したのか、です。 果たして、おすぎとピーコをダブルで見たのか、 それとも工藤兄弟をダブルで見たのか。 これだけではわかりません。
と考えるのをあきらめようとしたとき、私の脳内の小人さんがささやきました。
『お兄さん。「ドッペル 見ちゃって」じゃなくって、
「ドッペルミ茶って」なんですよ。コレホント。』と。
つまり、「ドッペル」を見るの目的語としてとらえるのではなく、 「ドッペルミ茶」というお茶の感想を述べようとしているということなのではないか、 というコペルニクス的転回(大げさ)です。
「ドッペルミ茶」って、その名の通りドッペルミ地方原産のお茶で、 温暖湿潤な気候で成育した、やや肉厚のお茶なんだよ。 ドッペルミ地方と言ったら家畜としてヤギが多いから、 ヤギ乳で煮出す飲み方が一般的なんだよねー、 といった感じの適当なことを話し出そうとしていたのではないか、というような適当なこと書いてるのは私です!