1.
大事な鉄の斧を泉に落とし途方に暮れていると、
突如泉から大量の泡が発生しだし、
ぼう然と眺めているとなんと泉の精が現れた。
しかも浮いてるが、ここではそれは重要ではない。
泉の精は言った。
「あなたが落としたのは、この金の斧ですか?それとも銀の斧ですか?」
私は答えた。
「プラスチックのシャープペンシルです。」
泉の精は言った。
「正直な人ですね。それではこの金のシャープペンシルと銀のシャープペンシルもさし上げましょう。」
負けた。
2.
途方に暮れていると泉の精が現れ、こう言った。
「あなたが落としたのは、この金の斧ですか?それとも銀の斧ですか?」
私は答えた。
「いや、何も落としてない。」
「あ、そう。じゃ。」
泉の精は帰っていった。
・・・負けた。
3.
泉の精が出てきて言った。
「あなたが落としたのは、この金の斧ですか?それとも銀の斧ですか?」
私は答えた。
「ダイヤモンドの斧もです。」
「帰れ」
泉の精は帰っていった。
・・・勝った。