「Phone Booth」(ふぉん・ぶーす)という映画がある。
(→公式サイト)
さて、phone boothは英語で電話ボックスなわけだが、 我々日本人では、「ふぇあ いず ふぉん・ぶーす?」と 聞かれて即座に公衆電話に連れていける人はそう多くないだろう。 つまり、日本でこの英単語はポピュラーではないということだ。
にもかかわらず、タイトルに使っている。
これはどういうことなのだろう?
答えは簡単だ。
想像してみよう。
映画の広告で、ハイライトシーンが矢継ぎ早に映し出される。
銃撃戦、カーチェイス、撃たれて息も絶え絶えなヒロイン、抱きしめるヒーロー。
そのとき突如町中に出現する巨大サボテン。
四方八方に放出される針、その針が身体に刺さり、サボテンに変化していく人々。
次第にサボテンで埋め尽くされていく街。
(一部妄想)
そして最後にタイトルが「ばばーん」と画面いっぱいに表示される。 声優さんがシブい声でこういう。
「でぇぇぇぇんんわっ・ぼっっっくすっっっっっ!」
うわ。カッコわる。
ということです。