ムーミンにニョロニョロというキャラクターがいます。
こんなキャラクターです。
なんだかあまりにも平和そうな見かけをしているので、 今日は「本当は恐いニョロニョロ」という題で一本書いてみようと思います。
初めに断っておきますが、私はニョロニョロが出ている回をTVで見たことがありませんので、 全て妄想です。間違っていても流しましょう。
さて、ニョロニョロは皆さんご存知の通り、電気を食べて生きています(私はたった今知りました)。 しかしそれは建て前で、本当は共食いで生きています。
「ええ!?こんなかわいい生き物なのに!」というのは共食いをしない理由にはなりません。 クリオネだって「海の妖精」とか言われていますが、立派に共食いをしてみせることで有名です(私の中で)。 しかもクリオネは別名「ハダカカメガイ」で実は巻き貝の一種だそうでビックリです!
それはともかくニョロニョロに話を戻しましょう。
ニョロニョロの顔をよく見ると、というか見た瞬間わかると思いますが、口がありません。
もしかするとあなたはこう思うかもしれません。
「それじゃあ共食いができないじゃないか!」
しかし心配ご無用。口はちゃーんとあります。
ニョロニョロは土に生えているから動けないと一般的に思われていますが、
それは間違い。彼らは跳ねます。結構な高さまで。
そして跳ねたときのニョロニョロと下から見ると、
大きな口がぱっくりと口を開けているのがわかるでしょう。
そう。彼らの口は底にあるのです。
彼らはおなかが減ると、近くのニョロニョロに戦いを挑みます。
戦い方はこうです。
戦いが始まると、互いに跳ねます。とにかく跳ねます。
そして相手よりも高く跳ねることができたら、下にある口で相手を頭から食べます。
以上戦い終了。
同じぐらいまで跳ねる相手だったら、相手が疲れるまで跳ね続けます。 自分が先に疲れてしまったら、相手に食べられて終わりです。
相手とタイミングをずらしてジャンプする技とか、 逆立ちして相手の着地を待ちかまえる裏技とかいろいろありますが、 それはまた別の機会に。