昼、11月11日11時11分を見損ねました。
「夜11時もあるじゃないか、いいとしよう」
と余裕をかましていたら、夜も見逃しました。
次のチャンスは1年後です。思わず寝込みそうです。
さて、先日エスカレーターを下ってました。
通常下りサイドの人は、登りサイドの人とはすれ違う形です。
しかし見ると後ろ向きの人がいます。
連れ合いと話しているのならわかりますが、
一人です。しかも頭の位置が低いです。
よく見ると、エスカレーターの段に腰掛けています。 足を置いている一つ上の段に座っているのです。 しかも若者です。足腰が弱いとしか思われません。
しかし彼はこのまま登っていくとどうなるのでしょう。 終点に近づくにつれ、座っている段が下がっていきます。 最終的には足を乗せている段と同じ高さになり、 終点では座っている段が吸い込まれていきます。
このとき彼はどうなるでしょう。
座っている段が下がっていくにつれ、重心が後ろに下がっていきます。
そして後ろに倒れそうになったときに急にストップがかかり、
後ろに転がってしまいます。
エスカレーターの終点でつまづくだけならともかく、 背中を地面につけて仰向けに倒れている姿は、 町中でしたくない格好ベスト10に入る常連ポーズです。
しかし、この危機を脱する方法を考えつきました。 答えは小学校の体育にありました。 後ろに転がりながら、両耳のところに手を持っていき、 手で地面を押して回転を加速、 これ以上ないかのようなさりげなさを身にまといつつ、 何事もなかったかのように毅然とした表情で立ち上がるのです。
といいつつエスカレーターの終点で後ろ向きでんぐり返しをしている姿も、 町中でしたくない格好ベスト10に入りますが、 順位が下なのでよしとします!
と、いつの間にか見ず知らずの若者(しかも気にくわない) の味方になってしまったようで不愉快ですので、 後ろ向きでんぐり返しをしつつさようなら!