以前、メルコ極細フラットLANケーブル「きしめんケーブル」 を紹介した。 ノーマルなLANケーブルから考えるとスリムであり、 そしてそれ以上にそのネーミングが秀逸であることが紹介の理由だった。
で、今回の「極細LANケーブル」は、この「きしめんケーブル」をはるかに上回るコンパクトっぷりである。 なにしろ幅2mm、厚さ1mm、だ。 むしろちょっとひっぱるとちぎれてしまうのではないかと心配になりそうだ。
しかしネーミングについては、ハッキリ言ってメルコの圧勝である。 ロアスは良い製品を出したにも関わらず、この点についてはメルコの足下にも及んでいない。 第一、「極細」って何が細いんだ!(ケーブルです)
例えば、あなたがふとLANケーブルが欲しくなったとする。 店には「きしめんケーブル」と「極細ケーブル」が並んでいる。 さて、手に取るのはどっちだろうか? 人は食物を摂取することにより栄養を補給しなければ生きてはいけない。 この「きしめん」というキーワードが人間の動物としての本能を刺激し、 気がつくと「きしめんケーブル」を手に取っているであろうことは想像に難くない。
このように、製品にとってネーミングは非常に大事なわけなのだが、
ロアスには「極細ケーブル」の新しいネーミングを提案したい。
その名もズバリ。
「そうめんケーブル」
LANケーブルを買ってきたのに、気を抜くとうっかりすすってしまいそうである。 また、複数のそうめんケーブルが集まるハブ周辺では、 誤ってそうめんつゆをケーブルにかけないように注意が必要だ。
というわけで私は大胆にも、近い将来により細い「ビーフンケーブル」、
より歯ごたえがよさそうな「ちぢれめんケーブル」が出現するであろうことを予言しておく。