電車の座席の下には、よくわからない空間があります。
金属製の壁があり、座席の真下を見ることはできませんが、
機械が入っているように思えます。
座席の背もたれと座る部分の継ぎ目に手を突っ込むと、 そのよくわからないゾーンにどこまでも入って行ってしまい、 果てはありません。というか届きません。
あまりにもよくわからないので、ゴミを捨てたことがある人も少なくないはずです。すいません捨てたことあります。 そして時が流れ冬になり座席があたたかくなったとき、 ああ、あの中には暖房の機械が入っているんだと悟りました。
しかし。
さらに時は流れ、技術革命によって暖房器具が小型化したからか知りませんが、
座席の下に何もなくなってしまいました。
そのくせ座席は暖かいので、暖房の省スペースに成功したのでしょう。
ということで、座席の下の空間の有効な活用法を考えてみます。
1・荷物を置いてみる
まっ先に思い付きます。高さがある荷物は横にしないと入りません。
縦も横も高さもあるものは、変形してつめこみましょう。
欠点は荷物が汚れるところです。
2・寝てみる
高さ的に、十分人が入る空間はあります。
入るのにやや苦労するでしょうが、
まず床に寝転がり、両手を上に上げて転がることで簡単に入れます。
座っている人の足は、回転のエネルギーではねとばすといいと思います。
入ってしまえばこっちのもの、誰にも邪魔されない快適な車内ライフが約束されます。
出てくるときのことを考えないのがポイントです。
3・通過してみる
助走をつけて、ヘッドスライディングの形で、座席の下を通過します。
「でゅわ!」
と発音しながらすることで、さらに注目の的になれます。
ここまで怪しいと逆に誰にも何も言われません。
欠点は、服が汚れるところです。
しかし皆空間の存在自体に気付いておらず、誰も活用していないようです。
私もしてませんし、あまりするつもりもありません。
というわけで意味ナシ。