「イケメン(Ike-men)」について考えてみましょう。
イケメンは、言うまでもなくイケイケメンマ(Ikeike-menma)ではありません。
イケてるメン(Iketeru-men)の略で(たぶん)、つまりかっこええオトコのことです。
ということはきっとオンナバージョンもあるはずです。
イケてるウィメン(iketeru-women)、すなわちイケウィメン(Ike-women)。
しかしポリスマン(Policeman)がポリスパースン(Policeperson)になる今日この頃ですから、 イケメンもこれに習う必要があるかもしれません。 すなわちイケパースン(Ike-person)。これで男性女性の違いを考える必要がなくなりました。 大いなる前進です。
ところがふと元の言葉を見てみると、イケメン(Men)であってイケマン(Man)ではありません。
つまり複数形です。
従って、イケパースン(Ike-person)ではいけません。イケピーポー(Ike-people)となります。
しかしイケピーポー(Ike-people)では少し長すぎます。
「ねぇねぇ、右から二番目、けっこうイケピーポーじゃない?」
というように、とっさの場面で使うにはちょっと長すぎます。
いや、この例ではとっさの場面感が出ていないのでよりとっさな感じがする例を。
「犯人はどいつだ!?」
「あ、あそこのイケピーポーです!」
ムリがあるのでやめましょう。
で、要するに、略すときにはイケピーかイケポーか、どっちがいいかという話です。 でもイケピーは柿ピーみたいだし、イケポーは「行け!ジャイアント馬場!」みたいだし困ったなぁということでまた来週!