現在のメモリの価格はとても安いです。
どれぐらい安いかというと、DIMM 128MB(PC100 CL2)でなんと256Mで2120円(10/8現在最安値)です。 ちょっと前は128Mでも一万円近くしていましたので、えらい価格破壊ぶりです。 このまま行くと、すぐによっちゃんいかと同じ価格帯になるでしょうんなわけありません。
さて、この安いメモリはメーカー純正品ではないので、認識しなかったりすることもあり得ます。 こういうものをバルク品と言います(バルク品についての説明)。 反対にきちんと箱に入っていて補償もついているのがリテール品です。 バルク品はメモリでも箱には入っておらず、緩衝材のぷちぷちつぶすやつにくるまれているだけだったりします。
で、私は今日256MBのメモリを2000円そこそこで買いました。
もちろんぷちぷちにくるまれているだけです。
帰ってから丁寧にメモリをぷちぷちから取りだし、
それと同じぐらいの丁寧さでぷちぷちを全部つぶします(重要)。
次にPC本体を開きます。
長年開けていなかったため、中からまっくろくろすけが飛び出し逃げていきます。
驚いて声をあげそうになるのを寸でのところでこらえます。
メモリは大声に弱いからです。
びっくりさせてしまってはメモリがショック死してしまいます。
メモリは、静電気にもまた弱いです。
そこで私はぷちぷちをつぶしたのと同じぐらいの丁寧さでマシンの金属部分に触れ、
雨が降るほど湿度が高いため全くたまっていない静電気をさらに逃がします。
これで私とマシンは等電位です。
この状態でメモリに触れることで、私とマシンとメモリが等電位になりました。
そしてついにメモリをスロットにいんさーと!
固くてなかなか入らないのですが、強引に押してみました。
ばきっ!
指の関節の音でした。あとで良く言って聞かせておきましょう。
あとはPCのカバーをしめて電源を入れ、判決を聞く囚人のようなうにどきどきしながら起動を待ちます。
起動したら、メモリを確認します。
無罪!(認識されてる)
ということで全部で448MBになってウキウキです。