「千と千尋の神隠し」が「もののけ姫」を上回る大好評。
公開からの一ヶ月半で収益175億円突破。
過去最高の「タイタニック」を超える可能性も。
集客人数は現在1368万人で、「もののけ姫」を超えるのは確実と見られている。
東宝の年間決算も、過去最高になる見込み。
それではちょっと映画について触れておこう。
この映画は双子、千と千尋による壮絶な闘いから幕を開ける。
最先端のCG技術と3Dサラウンドは圧倒的な迫力を持つ。
飛距離が千尋の谷をも超えるという、千尋のジャイアントスイングの風圧を。
そしてladies-killer(千人斬り)の異名を持つ千のグラウンド。
切れ味抜群の関節技で腱がきしむ音を、観客は肌で感じる。
そして物語は進み、後半の山場は何と言っても「神隠し」である。
タイトルからして、どんな見事な神隠しが見られるのか、
子供たちのみならず大人も期待に胸をふくらませざるをえないわけだが、
そこはさすが宮崎駿。
むしろ良いほうに我々の期待を裏切ってくれた。
まさか神隠しにあうのが映画を見ている我々観客の方だとは誰が予想できただろうか!
私に言えるのはここまで。
後は映画館で、あなた自身の目で確かめて下さい。