うーむ。

エネルギー問題のコーナーの見栄えを良くした。

「原子力発電で本当に私たちが知りたい120の基礎知識」(広瀬隆 藤田祐幸、東京書籍)を読んでいる。
日本の原子力行政の現状についてかなり詳しく書いてあり、暗い気持ちにさせられる。

高速増殖炉やプルサーマル計画、核燃料再処理工場など、フランスやイギリスも撤退している技術になぜか日本は固執している。 日本の原子力は、もはや世界で完全に孤立している。
このあたりのことはいずれ詳しく書くつもり。

これを改善するにはどうしたらよいのだろうか。
通産省関係の官僚を動かすというのも手だが、現実的にはより有望な技術を発展させていく方向だろう。 世界一高い電気料金にしているくせに赤字まみれの電力会社も、電気料金自由化であまりバカなことをしている余裕はなくなったはず。 市場原理が導入されることで、合理的な技術が主力になるのを期待。