- ハーバードで教える人材戦略―ハーバード・ビジネススクールテキスト
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- 著者: M. ビアー , P.R. ローレンス , R.E. ウォルトン , B. スペクター , D.Q. ミルズ
- 発売元: 日本生産性本部
- 発売日: 1990/09
★★★☆☆
HRM(Human Resource Management)、つまり人事システムは
経営にとっても大事なものなんですよ、ということを初めて説いた本。
出版から30年以上経った現在でも未だ色あせることのない、
間違いなく永遠の名著といえる。
とあらすじで読む 世界のビジネス名著に書いてあったので実際に読んでみたのだが、
教科書的に書かれているので、決して読みやすくはない。
「ああアレ?読んだよ?」と言いたいだけちゃうんか、
という人は手にとってはいけない。
出版から30年経っても読まれているということは、当時は画期的であっても
今としては「当たり前のこと」として定着している、ということでもある。
当時は「Japan as No.1」という時代だったので、
「日本の人事システムを見習え!」的な部分もあり(終身雇用とか)、
読んで違和感は特にない。
が、もうちょっと噛み砕いて書いてくれたものの方が
取っつきやすくて好みです、というのが軟弱ものの私の意見です。
内容についてほとんど触れてなくてすみません。
すばらしい本なんだと思いますが、私にはまだ早かった。
という意味で、私のオススメ度は★3つです。
教養として知っておきたいのなら、
あらすじで読む 世界のビジネス名著のまとめで十分な気がします。
関連:
- あらすじで読む 世界のビジネス名著 ★★★★☆
- 経営者の条件 ★★★★☆
- ウィニング 勝利の経営 ★★★★☆
- 虚妄の成果主義 ★★★★☆
その他の書評などはこちら。
→Socialtunes – haru
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