- リーダーになる人の たった1つの習慣
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- 発売元: 中経出版
- 価格: ¥ 1,365
- 発売日: 2008/10/29
★★★★☆
3人の起業家志望者が、赤字のカラオケ屋の店長として店の立て直しを行う。
3人はそれぞれタイプが異なり、誰が黒字化に成功したのだろうか?
そしてそのタイプは?
この本の話は実話に基づいているそうだ。
結果について、あとがきで触れられているのだが、予想を超えていた。
福島氏の本は、確かにその通りなのだろうなと思うのだが、
少し理想論なのではないだろうか?という不安があった。
その教えを現実のビジネスに活かすと、どうなるのだろうか?
ポジティブな思考だけでは回らないケースもあるのではないのか?
そんな風に考えていた。
この本を読んでの感想は、福島氏の教えを貫き通すのは簡単なことではなく、
そしてその結果は確かなものであるようだ、ということだった。
例えば、
「あきらめない限り人生には成功しかない」
きれい事に聞こえるが、これは並大抵のことではない。
くじけそうになるステップは至るところに転がっているし、
自分に対して言い訳をしてやめるのも、とても簡単だ。
実行が難しいからこそ、誰もができることではないのだ。
ということで、私の得た結論は以下の通り。
福島氏の主張は一見理想論に聞こえるが
その実行は決して易しいものではなく、
心の強さを必要とする。
以下、メモ。
部下が動くてくれなくても上司は部下を信じ、
そして自分を信じて行動し続ける
人を育てるというのは
人をやる気にさせること
それには・・・
- まず、自分が見本になる
- 相手を信頼する
- 相手を支援すること
そして一番人を動かすのは、相手を感動させること。
感動は人の意識を一瞬にして、大きく変えてしまうことがあります。
これまた、簡単ではないが・・・
ストーリー仕立てで軽く読めるが、学ぶところは多い。
よい本でした。オススメ度は★4つ。
関連:
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