感想メモ:データでわかるモノの原価

データでわかるモノの原価
データでわかるモノの原価
  • 発売元: ソフトバンク クリエイティブ
  • 発売日: 2005/12/22

★★★☆☆

 いわゆる原価本(←そういう言葉があるのかは知らない)。

 ユニクロ、宝石、iPod、お茶、ハンバーガー、中古車、100円ショップ、大人のおもちゃ、カツラ、コンタクトレンズ、棺桶、牛乳、納豆、卵、ラーメン、チョコレート、パン、りんご、うなぎ、ビール、ケーキ、アイス、ふぐ、ワクチン。色々なものの原価が出ている。

 全部読んでもどうせ覚えちゃいられないので、興味があるところを拾い読みしていくとよいだろう。個人的にはユニクロの原価率が意外と低いこと、牛乳、納豆、卵、チョコレート、ハンバーガーの薄利多売ぶり、コンタクトレンズ、お茶、棺桶などの間接費用の高さが印象に残った。他にも、流通が複雑すぎる業界もある。もっとシンプルになるのではないか。逆に、シンプルにしてコストを下げているところこそが生き残っているとも言える。

 似たような本も色々出ているので、どれか読んでおけば良いだろう。教養ですな。★3つ。

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