感想メモ:イチロー思考

イチロー思考―孤高を貫き、成功をつかむ77の工夫
イチロー思考―孤高を貫き、成功をつかむ77の工夫
  • 発売元: 東邦出版
  • 価格: ¥ 1,365
  • 発売日: 2004/12

★★★★☆

イチローの成功の基準は自分の中にある

 イチローの言葉を元に、成功の秘訣を演繹しようとしている本。
しかし私の印象に残ったのは、イチローの言葉の方だった。

自分の中に立てた目標を成し遂げた。
そのことを成功というのならわかります。
でも他人が言う成功を追いかけ始めたら
何が成功かわからなくなってしまいます。

第三者の評価を意識した生き方はしたくない。
自分が納得した生き方をしたい。

 これらの言葉から伝わってくるのは、
・努力をしてきたという強力な自負
・努力を必要なものと考え、し続けられること
(「継続は力なり」「一歩ずつ進むしかありません」)
であった。

 イチローや北島康介のように、自分の才能と努力に対する
強烈な自負がないと、世界一のレベルには立てないのだと思う。
一方井上康生にはそこまでの自負がなかった、というのは私見。

 オススメ度は、野球やイチローが好きなら★4つ。
まぁ、好きじゃない人はわざわざ読まないでしょう。

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