- 人間この信じやすきもの―迷信・誤信はどうして生まれるか (認知科学選書)
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- 発売元: 新曜社
- 価格: ¥ 3,045
- 発売日: 1993/06
★★★☆☆
人間の「誤信」の例とメカニズム
勝間和代女史推薦。
誤診とは?
例えばランダムなデータに規則性を見出してしまったり、
統計的に予想できることに別の法則を見出してしまったり、
自分が考えていることはみんなも考えていると思ったり、
自分の信念を補強する情報を過大評価したりしてしまったり。
つまり、人間の頭は確率を正しく計算できなかったり、
信じたいものを信じたりしてしまう傾向にある。
ただ、これらのまちがい方には傾向がある。
例えば、不快の方が快よりも印象が強い(マーフィーの法則)。
このいった間違いの傾向を知っていると、罠にはまりにくくなれるのでうれしい。
脳はそういう風にできているのだろう。
ただ、本書はちょっと読みにくかった。
「考えることの科学」などの認知心理学の本や、
「セイラー教授の行動経済学入門」などの行動経済学の本の方が、
同じような内容で読みやすかった印象がある。
読むなら、これらの方を勧める。★3つ。
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