「タコが足が8本、イカは足が10本」
「1+1=2」くらい疑っていないだろう。
しかしあなたのその思い込みは、今日、
木っ端微塵に打ち砕かれることになる・・・
イカには2本特別なやつがある
イカの足は10本。
しかしこのうち2本、ちょっと長い特別なやつがある
ということを、あなたは知っていただろうか?
これを「触腕」というらしい。
はい、ここ試験に出まーす。
イカ - Google Image
写真を眺めてみても、確かに2本、長いのがある気がする。
で?
特別な2本を抜かすと、
タコとイカは同じ8本。
エエエー。
そうなの?
〜ここまでのおさらい〜
- イカの2本だけ長いヤツは触腕
- タコとイカの本数の違いは、この2本の有無
手なのか足なのか、そこをはっきりさせようじゃないか
さて、残り8本の「足っぽいもの」。
これは足なのか?手なのか?
調べてみたら、どうやら「腕」と呼ぶらしい。
(タコの8本を触腕と呼ぶという話もある)
足と腕とじゃ、だいぶ違うんじゃ・・・?
アメフトが、思いきり手でボールを投げるのに
「フットボール」と呼んでいるのと同じぐらい、違和感がある。
まぁそれはそれとして置くとしても、更に驚くべきことがある。
我々がタコやイカの「頭」と呼んでいるのは実は胴体
で、
本当の頭は実は足の付根らへんにある
というのだ。つまり、
「腕」(足っぽいもの)が生えているのは頭からなのだ!
整理するとこうなる。
- イカやタコの頭と思っているのは実は胴体で
- 足の付根と思っているのが実は頭で
- 足と思っているのは実は腕
これはひどい!ほとんど全部間違ってる!
適当なこと教えないでほしいなぁ。
「触角に見えるものが実は鼻で、頭に見えるものが実は尻」
というニコちゃん大王よりひどい!
ということで、イカやタコは、こちらに描かれている図のように
(→イカ【イカの祖先は? イカとタコの墨の役割の違い】)
逆さに考えるのが良さそうだ。
つまり、
- 足はなくて、頭と勘違いしていた胴体があって
- 足の付根と勘違いしていた頭があって
- その頭から腕が8本だか生えていて
- イカの場合は特別な腕(触腕)が更に2本生えてる。
- イカの口っぽいやつは、排泄物、墨、水、精子(雄の場合)など全てが出て行く総排出孔
- おまけにオスのタコの場合、8本のうち1本の先端は生殖器
うわぁ。
最後に2つほど、サラッとすごいの来た。
口かと思ってたところが実はチ○コを兼ねてたとか、
衝撃的すぎる!
頭から腕が生えてるとか、なんか●レーボールのバ●ちゃんみたい。
あ、●ボちゃんの腕の先端は、そんなじゃないですよ?
でも、手袋してる理由って、まさか・・・
うわっなにをするやめ
以上、「本当は怖いイカとタコ(とバボ●ゃん)」でした。
皆さんさようなら!また来週!
<参考>