人々が、可搬性の高いより小さいモニタではなく、 ひたすらより大きいモニタを求めるのは、 デスクトップPCではモニタなんか動かさねーよバーカということではなく、 モニタに求めることが、高い一覧性とそれに伴う作業効率の向上であることの証左と言えよう。
この点、モニタの大きさには物理的にも経済的にも上限があるため、 モニタが現実の机よりもサイズが小さく一覧性が低いことは、動かしようがない事実だ。 つーか机よりも広いモニタなんて、実現したとしてもバランス悪すぎて微妙。
しかし、モニタちゃんには、モニタちゃんにしかできない技で、
この大きなハンデを克服することができるのだ。
それこそが半透明化!というのが今日の話だ。
説明しよう!
モニタちゃんは、ステキな味方NuclearMouseくんと出会うことで、
Cocoaアプリのウィンドウを自由自在に半透明化し、
限られた面積にいろんなウィンドウを表示することができるようになるのだ!
でも喜び勇んでいろんなウィンドウを半透明化しまくって重ねまくると、
何がなんだかわからなくなるので注意だ!
と言ってもこれだけだと、何の役に立つのかピンと来ない人が多いだろうから (この「ピン」の語源が気になるがそれはさておき)、 私の使い方を書いておく。
私は内部メモリの容量はそれほど大きくないので、 物を書くときには他の何かを参考にしながら書くわけだが、 このときどちらも大きく広げたエディタとブラウザが、 譲り合いの精神を持たないため絶望的に重なり合ってしまうのだ。
エディタで書いているときにはブラウザが見えなくなってしまうので、 しばらく書いたらブラウザをクリックして前面に出す。 満足したら、エディタをクリックして前面に出してしばらく書く。 以下、繰り返し。というように行ったり来たりしながら文章を書いている。
しかしこのNuclearMouseを使ってエディタやブラウザを透明化したらどうだろうか。 例えばエディタでものを書きながら、下にあるブラウザに書いてあることが読めてしまうのだ。 これはビックリであると共に、かなりのイヤッホー感と言えよう。
このように、インドで柿ピーがブームであることに驚きながら、
エディタの半透明化についての文章を書くことができる。
実は半透明化はNuclearMouseの3大機能のうちの1つなのだが、
他の2つ(ウィンドウのどこをつかんでもMove、Resizeできる)やインストール方法、設定方法その他については、
わかばマークのMacの備忘録さんが詳しく紹介されているので、参照されたい。
→わかばマークのMacの備忘録 : NuclearMouse
ちなみに対象とできるのはCocoaアプリのみで、Carbon(だっけ?)はダメです。 私はJedit X使いなのでオッケー。
あと名前を和訳すると核鼠だと思った。
以上。
追記)
他のアプリでも半透明化が可能とわかった
→Afloatでもウキウキ半透明ライフ