メルコが開発した、名前から想像できる通りの薄型ケーブルである。 上のリンク先では「きしめんケーブルときしめん」の比較を行っているので、 間違えてつゆにつけて食してしまい 「ちょっといつもより固いかな?」 などと言ってしまい恥をかくことがないようにしっかり勉強しておこう。
両者を見分ける最も簡単なポイントは端の部分だ。 きしめんケーブル端にはコネクタがついているが、 一方きしめんの端にコネクタはついていない。 従って、端にコネクタがあるかを調べることで両者を見分けることが可能だと考えられる。 ただし今後、端にコネクタがついているきしめんが出てくる可能性も否定しきれないため、 より確実に区別する方法が必要となる。
上の見分け方は両者の見かけ上の差異を用いた判別方法だったので、 次は両者の用途の違いに着目してみる。
言うまでもなくきしめんは食べるためのものであり、
一方きしめんケーブルはLANで接続したPC間の情報の伝達などに用いられる。
「ならば食べてみればわかるではないか」
と結論を急いでしまいがちだがそれは大きな間違いである。
なぜなら食べてみたのがきしめんだった場合には問題ないが、
きしめんケーブルを食べてしまった場合にはそのケーブルがなくなってしまい、
何でPCをつなげばいいのか途方にくれることになってしまうからだ。
また、元々食べることを想定していないきしめんケーブルを食べてしまった場合、
胃と腸がケーブルで接続され内臓ネットワークができて情報が伝達されてしまうことも危惧される。
従ってこの方法は両者の判別方法として適切ではない。
そこで「きしめんであるか」ではなく「きしめんケーブルであるか」を調べてみよう。
具体的にはPCとPCをつないでみて、データが転送されればきしめんケーブル、
されなければきしめん、ということである。
しかし今後データを転送するきしめんが出てくる可能性も否定できないため、
きしめんときしめんケーブルを識別する確実な方法はない、という結論になってしまった。
せっかくきしめんケーブルを買ってきても、
「これはきしめんケーブルのようだが実はきしめんなんじゃないか?」
と疑問を持ちながら使用し続けるのは、
使用上の問題がないにしても気持ちが悪いものである。
今後のきしめん識別技術の発展に期待がかかる。